先日協賛金をお振込頂いたある方から下記のようなメールを頂きました。
ご本人の許可を得て転載させて頂きます。
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この映画を知ったのは、もともと主演の佐藤貴広さんがとても好きで、
インターネットで検索しているときにホームページを見つけたことがきっかけでした。
最初は何気なくブログを読んでいたのですが、次第にみなさんの映画への熱意がブログを通して伝わってきました。
先日のブログで「縦のつながりの大切さ」が映画の主旨に含まれているという記事を読んでますますこの映画を観たくなりました。
私は現在大学4年生で、学生生活最後の今になってようやく「先生」という存在のありがたみを実感しています。それと同時に、「先生」のありがたみがまるでわからなかった頃の自分についても見つめ直すようになりました。
また大学の部活動で香川県(多度津町)には3度ほど合宿で訪れたことがあるため、香川には勝手ながら親しみを感じます。その部活動でも、先輩や先生方だけでなく後輩とも接することで、私にとって「縦のつながりの大切さ」を学ぶ場でもありました。
みなさんの熱意は、これまでの学生だった自分とこれから社会に出る自分について考え直すひとつのきっかけになりました。
熱い思いのこもったこの映画を是非観たいです。そしてそれだけでなく、たくさんの人に観てほしいと思い、協賛金を振り込ませて頂きました。
僅かではありますが、お力になることが出来れば幸いです。
長々と失礼いたしました。これからもホームページやブログを楽しく読ませていただきます。
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どうですか、皆さん。
何が凄いかって、このメール送ってきた方、まだ20歳そこそこの学生さんですよ。
日本も捨てたもんじゃないです。簡単に「近頃の若者は」なんて一括りにしてるのが恥ずかしくなります。
そして、何より嬉しいのは、まだ映画を見ていないにも関わらず、我々スタッフ、キャストがこの映画を通して気付いたこと、学んだ事と全く同じことを共感してくれていること。
これは映画を通して生まれた「コミュニケーション」なんです。
英語で言うとなんかチンケですが、詳しく言うとこの映画を通して僕らは「コミュニケーションブランディング、コミュニケーションデザイン」をしちゃったんです。
映画というオールドメディアを使って、庵治石というトラディションを描いてるんだけど、知り合うはずのなかった人が一緒にモノ作りをして、笑って泣いて、そのチカラが広がって、この方のような人とつながる事ができて。これはとっても新しいコミュニケーションの形だったりするんですよね。
この方を始め、これまで協賛金をお振込頂いたまだ顔も声も知らない人達と、いつかちゃんとお会いしてこの映画の感想をお伺いしたいですね。
佐藤くんもこのブログ見ています。
佐藤くん!「半日デート券」何枚か作っといてよー(笑)!
今日はラッシュ試写を受けてのスタッフ打合せです。またスタートです。
そういや高橋努率いる「渋谷ハチ公前」の新作公演も明日スタートです。みんな頑張れ。
【アリP】